7年

気がつくと、レイキを習得してから7年が経過していた。
レイキを習得する。その2年前にはレイキという言葉は知っていたが。
スピリチュアルという言葉も代替療法という言葉も、まだ一般化していなかった頃。
手を当てるだけで、癒しのエネルギーが伝わる。
当時は、何とも怪しく宗教か?とも思ったものだ。

しかし、そんな事が可能なのであれば何ともすばらしいことではないか!とも思っていた。
その頃の僕は、胃腸が弱く(今でもそうだけど)すぐ胃腸を壊していた。
今にして思えば、怒りっぽい性格でいつもストレスを抱え込んでいたのだと思う。
mikaも慣れない釧路という土地で、僕という人と暮らすことでいつも疲れ気味だった。

僕のレイキ(霊気)の師匠は、友人の元上司にあたる方でもあった事もあり信頼してみようと思った。
初めは、エネルギーを感じられるのかどうか半信半疑だったが、2人で受けてみることにした。
レイキの1st(レベル1)段階の伝授を受けると、21日間のセルフ(自己)ヒーリングを行う。
12カ所のポジションに5分間づつ手を当てていく。
エネルギーを感じるまでもなく気がつくと寝ている。そんな毎日だった。

21日を過ぎても、気が向くと手をあてるようにした。
手を当てさせていただける人には、手を当てさせてもらった。
普段は、肉体労働のサラリーマンをしているせいか、腰痛の方も職場にいたので「また手を当てて!」
ということもあったので喜んで当てさせていただいたりもした。
「暖かい」等ほとんどの人には心地よい反応を頂けたので気を良くしていた。

当時の知人には、年配の方もいたので進んでさわらせてももらった。
そうしてレイキのスキルを積んでいくうちに、病腺を感じられるようになっていった。
「気功のようなもの」と言ってごまかしていたのだが。

レイキと共に瞑想も実践していった。
「2年はかかると思って実践していった下さい」と師匠には言われた。
やはり、最初は上手くはいかなかった。

頻繁に札幌まで行く経済的な余裕はなかった事もあり、メールで色んなアドバイスを頂いたのは非常に心強かった。
今は、やりとりをする機会は減ったが。
レイキや瞑想を実践するうちに胃痛は起こらなくなっていったし、風邪もひきにくくなっていった。

(続く)

7年経っても日々のグラウンディングは欠かせない。

せっかくレイキを習得された方は、あせらずにあきらめずに取り組んでいって欲しいと思う。

「まずは自分、そして家族…そして他者へ」