下弦半月の日 神居古潭にて

2019年7月31日

旭川へ帰省した帰路遠回りして神居古潭へ。

ここは以前から訪れてみたかった場所でしたが今回mikaさんの提案もありやっと行く事ができました。

鉄道の廃線跡を利用してできた自転車道路。
旭川生まれのmikaさんが亡くなった義父と小学生1年の時から毎年往復40kmを自転車道路でトレーニングした道でもあったそうです。

そんなmikaさんが一緒だった事もありありがたい事に土地のカムイから歓迎されたのでしょう。
mikaさんの周りには近くまでトンビが寄ってきていました。


(近場まで寄ってくるとんび。mikaさん撮影)

神居古潭という地名は神々が住まい聖地とする場所でもありアイヌの人々がここでは毎年秋にカムイノミの儀式も行っているようです。
カムイノミに参加する機会はあまりないかと思いますがアイヌの意識に触れさせていただくよい機会ですので参加してみてください。


(自分が撮影)

ここは昔から交通の要所でもあり沢山の方が命を落とした場所でもあるので私一人ではさぞかし厳しさばかりを感じていた事だろうと思います。

小樽市忍路にあるストーンサークルから流れる30度線上のレイライン、山腹には縄文時代のストーンサークルもあります。
昔の人々は土地のエネルギーの流れを感じ大切に受け取っていたのだと思います。
そんな場所ですから厳しい場所かと感じていましたが実際行ってみるとその日は気候的、エネルギー的にも穏やかでした。

木々に年輪があるように土地にも年輪が刻まれています。
その事を感じながらカムイとお話をさせていただく機会をいただきました。

天空には次々とトンビが舞い広い視野を持ち大地を見つめていました。この日は下弦半月の日。祈り捧げるには良い日でした。

mikaさんを知っている方はこれで南西方面から旭川に入られる際には少し楽になるでしょうか。


mikaさんのすぐ頭上を飛んでいたトンビ。せっかくなので撮影しようとカメラを向けるとフレーム外へ去ってしまいました。

以前から旭川、道北でもワークショップを行いたいと考えています。それが実現できるかどうかはみなさんとmikaさん次第。色んな場所でエネルギーに触れさせていただく機会を提案していきますので希望をお聞かせくださいね。