レイキの精神性──“安心立命”と“心身一如”の思想
安心立命(あんじんりゅうめい)
レイキ創始者・臼井甕男(うすい みかお)先生は、仏教の教えである「安心立命(あんしんりつめい)」の境地を得るために、さまざまな修行を重ねました。
それでも悟りに至らず、最終的に断食と山籠りを行い、21日目にしてその境地に達したと伝えられています。この体験が、レイキ誕生の大きな転機となったのです。
心と身体はひとつ──心身改善の哲学
レイキには「心の安らぎが身体の健康につながる」という考えがあります。心と体は分けられるものではなく、心の在り方がそのまま身体へと影響を及ぼす──その想いがレイキの根底に流れています。
レイキの五戒──暮らしに根ざす自己成長の教え
臼井先生は、治療を終えたはずの人が再び体調を崩して戻ってくる姿を見て、気づいたそうです。
「人は、心を変えなければ本当の意味で元気にはならない」
そこで導入されたのが、この「レイキの五戒」です。
レイキ五戒
今日だけは 怒るな
心配すな
感謝して
業にはげめ
人に親切に
この五つの言葉に加えて、「朝夕 合掌して 心に念じ 口に唱えよ」と続きます。とてもシンプルですが、実生活で実践するとなると、意外と難しいもの。それでも、心の道しるべとして日々の暮らしに取り入れたい大切な教えです。
カモミール亭のこだわり
近年では、この五戒を重視しない指導者も見られるようになってきましたが、カモミール亭では、レイキの本質でもある“精神性”と“五戒の教え”を大切にしながらお伝えしています。
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