旭川の夏は暑い。
巻きスカートを母に注文された。
熱中症になってはたいへーん。
自分の夏物は横に置いた。
普段ポリエステルは使わないけれど
やはりしわにならない、軽い、柔らかさが出やすい。
フレアのスカートなんか作ると顕著だけれど、ドレーブ感がすてきになる。
ヒヤッと感はあれどさらっともしている。
彼女の希望もそうだった。
いつぞや旭川の街中のデパートのシニア売り場に行ったら
殆どそう言った素材のものばかりだった。
そこには母よりも更に年上であろうシニア女子が沢山いて
まるで女学生のように楽しそうに洋服を見て回る姿であふれていた。
売り場も心得ているのか、
所々に休憩スペースや椅子が配置してあり、
そして店員も多い。
探し物や、好みのものなど、細やかな事にも対応している。
でも売りつけるでもない…。旭川らしいなぁとも思う。
なので訪れるシニア女子も多いのだろう。
旭川は昔、繊維問屋が多い所だからそうなのかしら…。
なぜ巻きスカートなのか…とも思うが。
最初に作り始めたとき、紐でしばるタイプが面倒だったのでホックを付けた。
その方式が便利だとよく言われる。
このシリーズ。いつぞやその場で出会った人に頼まれたこともある。
スナップとかのタイプも今は沢山あるとは思うのだけれど。
前置きが長くなった。
ポリエステル2種
ご希望によりタイトな仕上がり
着せているマネキンはヤングサイズ9号
出来上がりはマネキンよりゆとりのあるフリーサイズ
ストレッチポリエステル
ちりめん風ポリエステル