Feeling

小学校の頃3年間そろばん塾に通っていました。
その頃は、「読み書きそろばん」という言葉があって書道塾やそろばん塾があちらこちらにあったと記憶しています。
書道も数ヶ月行きましたが肌に合わず辞めてしまいました。
今でも足し算をするときは頭の中のそろばんがそろばんをはじいています。
そろばんは「ごわさんで願いまして~は」という掛け声で始まる。

電卓が高価だった、ワープロもパソコンも生活にはなかった時代でした。
今はパソコンやスマホが言葉まで認識する。
便利すぎるがゆえに自分の中にある自然に気づかなくなるときもある。

そろばんは0から始まる。
まるで自分の内を観る準備に似ています。

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昨夜は久しぶりに読書。
数日かけて読むつもりが一気に読んでしまい気がついたら4時ちょっと前になっていました。

今回読んだのは田口ランディ「サンカーラ」。
この方の本には自分にとっていつも引き込まれる何かがある。
オーバーラップするというか戻されるというかとても言葉では表現しきれない。
事実を書いているというよりも実感した葛藤そのものを書いている。
共感というよりも共鳴する何か。体験を基にした私小説とでもいうのだろうか。
いままで読んだものは自分的にはどこか浮いた感覚が残ったが「サンカーラ」に関しては違った。
読みながらグラウンディングしている感覚になった。
終章を読み終えた時にどこからか「それでいんだ」と聞こえた気がした。

この本には生きることが書かれていると思います。
是非読んでみてください。

サンカーラ: この世の断片をたぐり寄せて

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昨年からだんだんとパソコンの動きが緩慢になってきていました。
色々調べ不要なファイルやプログラムがあることがわかりパソコン内のファイル掃除。
ウイルスやマルウエアじゃなくてよかったのですが、プログラムアップデートを繰り返していくだけでもゴミファイルは溜まるのですね。
何度もクリーンアッププログラムを実行しても症状は収まらず、最終的にアンインストールして再インストール。
5秒ですむものが30秒掛かっていました。
やっと快適に動作するようになって画像加工も楽にできそうです。
原因がセキュリティソフト由来のものであったとは意外でした。

どんなものでも知らず知らずのうちに不要なものが溜まっていくもの。
パソコンの中身って見えないもの。
気になることひとつひとつ取り組んでいくことで安心できますね。

穢れ祓いというと大げさかもしれないけれどパソコンに関しても似ていると思うのです。