ワークショップ,釧路

先日のチカップ美恵子展では何人かの人が質問していました。
思うんですよ。北海道に住んでいながら私たちは何もアイヌの文化や歴史をわかっていないのだと。
でもね今はたくさんの資料が残されてきている。
それをこの先どう読み解いていくかに北海道が繁栄していく鍵があるような気がします。

10年程前から年に数回アイヌ文化を受け継いでいるおじさんのところに行っていました。
織物用の植物を手間隙かけて糸にしたり、ござにしたりを手伝ったり、何気ない会話やの中で色んな事を教えて貰いました。
あれ、いつの間にmikaさん何でござを編むのを手伝っているの?みたいな光景があったり。
そういうことって資料館に行っただけではわからない事もたくさん。
アイヌの文化を何も知らないと思っていたのですが、いつのまにか教えられていました。
というかmikaさんは優しく叩き込まれていたのかもしれません。
数ヵ月後に出来たござに横たわるmikaさんを笑顔で優しく見守るおじさんがいるわけです。

大地と共に生きていくこと無しに、人と共に生きていくことは出来ない。
日々いろいろな事があるけれど流されず大地という足元を忘れないようにしなければ。


感触を確かめているmikaさん

スピリチュアルメッセージ

昨日は新月。
そして今日は夏至。
今日はキャンドルを灯してという方も多いですね。
たまにはキャンドルを灯して心を暖める。
蝋燭の灯りには色いろいろな効果があります。
静かに灯りを見ていると色んなことが思い出されたりします。
いらだったものがいつの間にか消えていきます。


【2006年のカモミール亭のキャンドルナイト】

火は水を、水は木を…
ひとつの解釈として五行は輪廻の考え方。
北海道の先住民族のアイヌの儀式でも火というのは重要です。
火の神様を通じて木や草や動物など様々な神様と繋がることが出来ると考えられているそうです。
火には何かを昇華させる力があります。