Feeling

11月23日(第2卯の日)「新嘗祭(にいなめさい)」最後の参拝は愛別神社。
スマホのナビに案内をお願いして向かっていたのですが案内される場所は住宅地の中。
前日にPCで地図を確認した時にはこの場所では無いはずと思いながら大粒の雪が降る中迷いながら行ったり来たりしてしまいました。
日没時間も間近に迫ってきたので、これで見つけられなかったらまた後日と諦め気分。
玄関前を雪を掃いている年配の方を発見し道を訪ね辿り着くことに。
何でも愛別は道に迷う人が多いそうな。

そんなこんながありながら愛別神社。
正月には豊穣を祈願して一の鳥居には500kgのしめ縄が付けられTVでも報道される事でも有名。
ありがたい事に先ほどの雪は小降りになりました。
持参した長靴に履き替えて参道に向かいます。
月を見ながら結構ある斜面の中を登ります。
参拝を終えた時には一瞬の太陽と青空が顔を出しました。
サインってあるものです。

2日後、釧路への帰路いくつかのことが気になり再び訪れました。
この時は一人で参拝しエネルギーをいただいてきました。
それにしてもここには沢山の神様が祀られています。
なんとも賑やかな祭壇です。
しっかりと結界が張られている場所もあり、ここの氣に穏やかさ、荒々しさ、強さと優しさ。
清々しくもあり荒々しくもあり、そんなどっしりとしたエネルギーがある場所でした。

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すっかり本別神社の記事から日が開いてしまいましたが。

本別神社から次に向かったのは大上川神社。
三国峠を通る道は晴れたり雪だったり。
この道は北海道でも一番標高がある国道。
冬は雪が深いのですが釧路人からするとこの道の除雪は計画的にいつも綺麗にされています。

高速の層雲峡上川ICから降りた道を真っ直ぐ向かい橋を渡ると鳥居が見えてきました。
上川町の街中にある神社。
駐車場に車を止めちょうど社務所から出てきた方にご挨拶をして参拝をしました。
大きな鳥居をくぐるとエネルギーが変わると共に森の香りが漂ってきました。
木々とともに山の氣を感じさせてくれます。
ただ写真を見ての通りの雪。
しっかり手を合わせ後にしました。
機会があれば暖かい時期にまた訪れたいと思っています。

上川町といえばラーメン日本一の町。
この時期の日没は早いので食べたいという気持ちを押さえ次へ向かいます。

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11月23日(第2卯の日)は「新嘗祭(にいなめさい)」という祭日でした。
その年に生まれた米の収穫を感謝する祭り。
新穀感謝祭という土地もあるそうです。
儀式的な事が行われているとテレビの報道では見たことはあるものの自分とはどちらかというと無関係と思っていました。
私は釧路の生まれ育ち、父も漁師だったこともあり米を奉納し感謝するというのは縁遠く、旭川育ちのmikaさんと結婚してから自分たちとも近い儀式なんだと知った次第でした。
古くからの言われでこの日に米がないと食いっぱぐれると言われているそうで、再三のmikaさんの母の心配の電話が続いたこともあり今回はその日に旭川へ行くことに決めました。

23日は早朝から雪が降っていたようでしたが出かける頃には雪も止みましたが道路はアイスバーン状態。
気をつけていたものの白糠町から15km山の中の道路を逸脱してしまいました。
途方にくれながらJAFに電話をします。
電話していると通りかかった方が声を掛けてくれました。
よく見るとここから1kmしか離れていない所に住んでいる知人(それもトラックなどの重機屋さん)。
11年ほど前にも鶴居村の山中でも暗がりの中湿原の中から車を救出していただいたこともあります。
トラックを待っている間に事故処理に向かうパトカーも通りかかり事故届出も終了。
30分もかからずに全てが何事も無かったように(車は少々へっこんでしまいましたが)終了しました。

事故が起きてしまうのは(特に車)グランディングが足りないということ。
気を引き締めて、セージを炊いて落ち着かせ再出発です。

峠を越え十勝に入ったあたりから圧雪で走りやすくなりました。
洗車して本別神社へ向かいます。
駐車場脇には相撲の土俵がありました。
小さい頃には北海道のあちこちの神社に土俵がありちびっこ相撲などが行われていました。
その名残が残されているのは珍しい事になってきています。ここでは大相撲の巡業もあったのだと思います。
鳥居をくぐると手水場(ちょうずば)があり、玉を持った龍が水を注いでいます。
参道脇の木々には木種の名前が張られています。本別神社鎮守の森と名づけ守られているのだと思います。
社殿に手を合わせ参拝し、右手に末社もありました(写真なし)ので参拝しました。
絵馬には「叶」という文字。
今まで通りかかりながら気づかなかった事を詫び、先を急いでいるのでこの日はご挨拶にとどめました。

【本別神社】
中川郡本別町朝日町5番地1