ご縁をいただいて

2019年7月31日

昨日は行者ニンニクを弟子屈の知人宅で収穫させていただきました。

本州から移住され15年前にWI-FI用の鉄塔を立てるお手伝いで知り合いそれからのお付き合い。極力何もしないという知人によって土地の肥沃さが生み出され広大な敷地の中で年々繁っていく行者ニンニク。

一つはカムイの為に、一つは土地の為に、一つは自分(達)の為に。
そう思いながら収穫させていただきました。
今年もお世話になりました。

 

 

その足で阿寒湖畔へ向かいコタンのパパとママへお届け。

開口一番「(この大きさ)でかした!」という言葉で喜びが伝わってきました。
高齢になって(体力的に)山に収穫に行けなくなると少しずつ畑に植えた行者ニンニク。
それを見ながら種から植えたものが大きく(太く)なるまで8年掛かるんだと教えてくれました。
こんなにたくさんに採って(その後は)大丈夫なのかい?と心配されましたが、あの光景を見たら安心するのかもしれません。

カムイ達と暮らす人々は無理しちゃならんと言います。
今年も届けられた事嬉しく思います。
これでまた一年お二人で元気でいてください。
お二人とは屈斜路でのWS以来10年以上のお付き合いになりました。
当時在った屈斜路湖畔のチセは今はありません。
時折訪ねてはゴザ編みや糸を作るお手伝いをしましたが手伝いになっていたのかどうか。
久しぶりに行った阿寒。長居は出来ませんでしたがお二人の笑顔と観光客で混み合った温泉街を後にしました。

mikaさんはあまり食さないので実際自分たちが食べる分は少しで事足りる。
分け合う事ができ、そんな人が周りにいる事は幸せな事。
私たちはほんの一瞬の間だけカムイから土地を借りて収穫させてもらったりできる。
その事や繋がりを忘れずにいたいと思います。

釧路から弟子屈まで80km超。
弟子屈から阿寒湖畔まで50km超。
阿寒湖畔から自宅まで70km。
昼頃に出発して帰宅は夜になりました。
釧路を一歩出ると暖かい気温の日でした。
ありがとうございます!