Feeling

10年程前までアマチュア無線をやっていました。
「電波が世界をかけ巡る」
携帯電話もネットも無い時代
その言葉に夢を感じたのが28年前に取得した動機でした。

僕の交信相手は外国の方もいましたが高校生当時は電話級(今の4級)
10Wしか出せないのでなかなか外国と交信するのも大変。
片言の英語を使いながら名前や住所や時候の挨拶。
真冬の北海道から真夏のオーストラリア。
南極昭和基地など、寝る間も惜しんで世界中と交信していたことも。

「Merry Christmas&a Happy New Year」
歌の歌詞の世界だけだったものが12月になると無線を聞いていると飛び交っていました。
当時は宗教上の理由でその言葉を注意しなければいけない地域もありました。
今はどうなんだろう?

単なる趣味だけど無線をすることで、世界の地域や宗教、紛争(その地域からの電波発射は許されない)など色んな経験や知識を得たものです。
当時でもそんな事を考えるのはマニアックな人たちでしたけどね。
そのアマチュア無線の経験も今のスピリチュアルな仕事に生かされているのは不思議です。
電波も見えないものだから憧れを持つのかもしれませんね。

今は2級です。出力も200Wまで出せるんです。
地元のラジオ局よりも出力だせるんですね~。

この時期になると決まって流れ出す音楽。
ふとラジオを聴きながらその事を思い出していました。

Feeling

僕はカモミール亭のお仕事の他にも本業は製紙関連の仕事をしています。北海道から東北にかけての海沿いにはたくさんの製紙工場があり大変な被害が出ました。今は釧路からも後輩や同僚が復旧工事に出向いています。製紙工場には数十トンもあるロールもあるので、まずは天井クレーンの修復を急いでいるそうです。十数メートル上に登っている最中にも大きな地震があり落ちるかと思ったとメールが来ていたそうです。まだまだ余震もあることから今は作業を中断しているそうです。
泊まっているホテルは8階~10階。停電になるとエレベーターやトイレは使えなくなりながらの生活と言っていました。おおよそ二ヶ月。もしかしたらそれ以上になるのかもしれません。
色んな職種で大変な思いをしながらの復旧工事をしていることと思います。
こんな時に自分が何をすべきか?と僕自身も考えてしまいます。
それぞれに今しか出来ない仕事があります。それはあなたの目の前にあるはず。きっと

Feeling,スピリチュアルカウンセリング

僕のもう一つの仕事は金属加工技術者ですが、27年やっていても納得できないことが日々あります。
お客さんを満足させることは当たり前の事として、時間を掛けられないときには納品せざるを得ないこともあり自分では納得できない事も日々あったりします。
ほとんどの場合最初に「ここまでしか出来ない」とお伝えして作業になりますが、やっぱり自分の中では不満が残ります。
無事に取り付けて動いたからといえ素材を喜ばすのも仕事のうちだと思う。
素材を喜ばすという感覚。そういうことを言い出すから社内では異端児なのでしょう。

カモミール亭の二人は職人気質なのかもしれません。