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新月に思う事

はやいものでレイキを教え始めてから、今年で20年になります。

始めた頃は、「果たしてここで学ぼうとする人がいるのだろうか」と、 半信半疑な気持ちだったことを今でも覚えています。

当時はまだサラリーマンだったこともあり、表立って活動することはできず、 そっとホームページを立ち上げました。 それを偶然見つけてくださった方が、少しずつ、静かに訪ねてきてくださるようになりました。

やがて、mikaさんの助けを借りながら、 小さなお茶会を開いたり、食事会をしたりすることもありました。

人と人が顔を合わせ、言葉を交わし、安心して過ごせる場をつくること。 それもまた、rレイキを伝える大切な一部だったように思います。

振り返ってみると、釧路だからできること、道東だからできることを、 ずっと探し続けてきたような気がします。

――9年前、mikaさんが病気になりました。

もう元のようには戻らないかもしれない。 私自身も、そう覚悟した時期がありました。

そんな中で支えになったのは、本人の持つ気力はもちろんのこと、 これまでにレイキを習得し、実践してきたことも大きかったのではないかと思います。

そして何より、レイキの生徒さんたちに、随分と助けられました。

教える立場でありながら、私自身が、そしてmikaさんが、 生徒さんたちに支えられていたのだと、後になって気づかされました。

ちなみにmikaさんは寛解。今はすっかり元気です。

今、こうしてカモミール亭を続けることができているのも、 そうした皆さんとの「つながり」のおかげです。

そして今、これから先に向けて、 大きく、さまざまなことが変わろうとしているように感じています。

環境や社会の流れだけでなく、 人の価値観や生き方そのものも、少しずつ、しかし確実に変わってきています。

そんな時代だからこそ、 これまで大切にしてきた「場」や「つながり」、 そして、静かに自分自身と向き合う時間の意味を、 改めて大切にしていきたいと感じています。

これからも、釧路という場所で、 道東という土地の空気の中で。

必要な人に届くように、 カモミール亭を続けていけたらと思っています。

いつもありがとうございます

新月前のトレーニング

今日はmikaさんと二人、
瞑想とレイキの時間を過ごしました。

新月前というタイミングもあり、
静かに呼吸を整えながら、
体や心の様子を確認していきました。

新月前の時間というのは、
自分の状態を見つめ直すのに
向いている時なのだと感じます。

呼吸をゆっくりと続けていくと、
普段は気づきにくい体の反応や、
心の揺らぎが、少しずつ表に出てきます。

レイキもまた、
決まった形に当てはめて使うものではなく、
続けていく中で、その時代や状況、
そして受け取る人に合わせて、
自然と使い方が変わっていくものだと思います。

昔から大切にしてきたやり方を
土台にしながら、今の私たちに合う形を、
そして「今」という時に必要な使い方を、
その都度、見つけていく。

今日は、
そんな流れの中で、
新しい応用の仕方が
またひとつ見つけました。

長く続けていると、ふと思い出したように
数年ぶりに、ご連絡をいただくことがあります。

時間が経てば、
感じ方や受け取り方も変わっていきます。

求められる在り方も変わっていくでしょう。

必要な人が、必要な時に、
静かに戻ってこられる場所であり続けたい。
自然に呼吸を整えられる場にしていきたい
いつもそう思っています。

我が家のベンジャミンと、時間の話

結婚してすぐに、我が家にやってきたベンジャミン。
当時は20cmほどの小さな鉢植えでしたが、
30年以上の時を重ね、今では見上げるほど大きく成長しました。

今はサロンの片隅でそっと私たちを見守る存在です。

ずっと私たちの暮らしのそばにあり、
静かに見守るように、同じ時間を生きてきた存在です。

妻のmikaさんが病気をした時には、
ベンジャミンが葉を落とし、幹だけになったこともありました。
植物や緑を家や部屋に置くと波動が上がる、
そんな話をすることがありますが、
命は循環し、互いに連動しているのだと、
日々の暮らしの中で何度も体感しています。

何度も土を入れ替え、
枝を剪定しながら、ここまで一緒に育ってきました。
剪定した枝から根が生え、
新しい命として里子に出したこともあります。

植物のお世話が得意なのは、mikaさん。
どちらかというと僕は苦手で、
つい世話をするのを忘れてしまう方です。

それでも、mikaさんを見ていると、
植物と会話をしているように感じることがあります。
水をあげるタイミングも、
枝に触れる手つきも、
「育てている」というより、
ただ耳を澄ませているようで。

言葉はなくても、
ちゃんと通じ合っているものがある。
そんなやり取りが、
部屋の中で静かに行われている気がします。

ベンジャミンの花言葉は「信頼」「永遠の愛」。
長い年月をともに過ごしてきたこの木は、
今日も変わらず、
私たちの暮らしを静かに見守っています。

心や身体の回復も、
植物と同じように、急がず、比べず、
それぞれのペースで巡っていくもの。

カモミール亭では、
そんな「時間」と「循環」を大切にしながら、
お一人おひとりが
本来のリズムを取り戻すお手伝いをしています。