サラリーマンの自分

2019年7月22日

カモミール亭という以外にも自分は旋盤という機械を操作して鉄を削る仕事をしています。
ほとんどが個人で仕事をすることが多く自分で仕事を探してきて請け負うという会社でも特殊な立場にいます。
サラリーマンであっても職場内個人事業主という考え方を持つとかなり楽になれると思います。

数年前に1年近く本社まで通いセミナーを通してISO9001の勉強をしました。
決まりごとの中でこのシステムを現実と合わせていくのはかなり厄介な作業でした。
認証を受けるために上司や所長ともかなり突っ込んだ議論をした事もありました。
直接の上司からはそれを言ったら首になるぞ、と言われたこともありますが本気で事にあたることで本気で物事は返ってくる。

今を見て将来のためのシステムを作っていくという作業はトップダウンにするかボトムアップにするかのせめぎあいでした。
そのどちらにするかで仕組み(システム)はまるっきり違ってきますが。
結局は落ち着くところ役割の分担を見つけ軟着陸させたわけです。
いらいらすることもありましたがシステム作りは大変だけれど楽しい作業でした。

その後事業所の内部監査責任者を与えられています。
同僚だけじゃなく上司にも指摘する役割です。
全社的にも平社員がこういう役割を与えられるというのは異例だということは後から聞いた話でした。

システムを支える役割。サラリーマンでなければ出来ない良い経験をさせて貰っています。
そんなサラリーマンの方も多いと思うのです。

組織は個人個人の集合体。
時には事実だけを見つめ流されずに変わり続けていく事で長く続いていくものです。