内なる声
私達はどんな人でも導かれている。
それを感じるのに理由はいらない。
ただ素直になるだけ。
「温泉に行きたいね」
「そうだね、どうせなら川湯温泉がいいね。しばらく行ってないし」
そんな会話から、日帰りで温泉を目的にガソリンを満タンに弟子屈方面に向かう事にしました。
道中の鶴居村では夕食用にとズッキーニなどの新鮮な野菜を購入しました。
弟子屈に到着してまず向かったのは私たちにとっては木々の囲まれた森の中の命の水的な湧水場。
ここに行く前に車の前をリスが横切り、危うく引きそうに。
立ちどまると危ないよ、リス君。
ブレスレットの浄化をして、水もいただきます。
しばし時間を忘れゆっくりしました。
時間はまだ午前11時。
この時間に弟子屈にたどり着く事は珍しい私達。
このチャンスを生かすべく川湯駅前の森のホールへ。
早い時間でもケーキが売り切れるお店で、食事もおいしいお店です。。
案の定、今の時期限定の桃のケーキはショーケースにはありませんでした。
が他のケーキも美味しいので迷わず数種類のケーキと飲み物が付いたアソートを注文。
。
少し時間がかかるという事で待っている間にマスカルポーネのケーキもプラス
そして写真を撮っている間にアソートがやってきました。
アソートはその時でどのケーキになるかわかりません。
それだけに楽しみですが、私達の為に桃のケーキを用意していてくれました。
こういう時は良い方向に捉えると上手く廻りだします。
ランチは摩周そば道楽へ。
mikaさんはかしわ。私はざる。
じいちゃんが引退して、2代目の腕も上がってきました。
美味しくいただきました。
藻琴山を見ながら登る体力も用意もないので、和琴半島へ。
野営場の受付に行くとどこかで見かけた事がある人が。
声を掛けてみると、阿寒湖畔のエコミュージアムセンターに勤務していた方だとわかった。
以前メッセで質問までしてお会いしていたのに、自分の物覚えの悪さにちょっとがっかり。
でも、ここで会えるとは…縁って不思議。
足取り軽く和琴散策。
景色を見ながら大きく呼吸。
屈斜路神社へご挨拶。
そして和琴半島散策路へ
森へ入っていくにつれてmikaさんの調子が悪くなり、私は元気になり。
スピリチュアル的に心や身体の細胞が動き出す事は良い事。浄化であり活性化。
それでも引き返すか、一周するかの選択。身体は大切ですから。
どの道を選ぶにもここまで道中進んできたら同じ事ということで話し合い一周する事を選択しました。
実は散策を始めるころから花火のような音が聞こえていました。
オヤコツ地獄まで回ってきたところで花火の様な音が雷の音だと確信しました。
公共浴場(無料、無人)まで来たところで小雨が降り出してきました。
ここで温泉に入るか、雨宿りしておけば良かったと後から思うのですが…
数分後には滝の様な雨に見舞われました。
野営場のセンターまでのわずか数百メートルで全身ずぶぬれになりました。
しばし雨宿りしているうちに雨が強くなり頻繁に雷も響くようになってきました。
局地的な雨で1時間雨量が川湯では52mmだったと知るのは後になってからです。
雨宿りしながら、mikaさんの調子が悪くなってきたのは急速に気圧が低くなったからかもしれません。
しかし、こういう事は以前グアムに行った時も、沖縄に行った時もあったこと。
グアムでは到着して買い物に行く道すがら、箱乗りした現地の人に「welcome~♪」と車から声を掛けられ、その人が次の日の夜にダンスショーで踊っていた事もありました。
スコールに当たったりして足止めしたり、体調を崩したり。
沖縄では、陽に当たりすぎて体調を崩したり、前日までカンカン照りの天気が一転して、帰路の飛行機が天候調査になったり。
mikaさんですからしょうがない案件。
悪い事のように思いがちな事も歓迎されている事があるんですよね。
天、精霊、神の導き。
いずれにしてもなるようになってきました。
今までは、こういう事があった時。
自分たちの準備不足を責めたものです。
衣服がずぶぬれになった中、mikaさんと話合い。
これは精霊の引き留め作戦と気がつきました。
まさか屈斜路で遊ばれるとは(笑い)
そしてめざめの朝、ホテル向かいの川湯神社へありがとうと感謝を込め参拝しました。
実は川湯のホテルへ行き、繁忙期なのに残り一室の部屋を押さえることができたのです。
夕食は用意できないと丁寧にお詫びされましたが、昼に美味しいものを食べた私達。そこはこだわらないどころかかえって有りがたいことでした。
衣服もコイン乾燥機で乾かすことができました。
以前から、「川湯温泉行きたい。できるなら泊まりたい」と話していたのですが、時間が…お金が…」と話していた私達。
そんな声が聞こえていたのかもしれません。
もう自分で自分の枠を作るのはやめろ。
そう言われている気がします。
その後の予定は、自分の内なる声、精霊、天の声。
しっかりコミュニケーションを取りながら進める事ができました。
私達はどんな人でも導かれている。
それを感じるのに理由はいらない。
ただ素直になるだけ。
そこに道は開ける。