朔日詣り ― 雨と風に包まれる朝

月の初め、朔日(ついたち)は、
心と身体の流れを整える大切な節目のひととき。
新しい月を迎えるこの日は、
できるだけ静かに過ごし、
今の自分の在り方を見つめ直すようにしています。
慌ただしい日常の中でも、
立ち止まり、呼吸を感じ、
ただ「今ここ」に心を戻す──
それが私にとっての朔日詣りです。
雨音に導かれて向かった、今朝の神社。
鳥居をくぐると、風が頬を撫で、
境内の空気がすっと澄んでいくのを感じました。
雨は大地を浄め、風は滞りを流していく。
その自然の働きはまるで、
レイキのエネルギーのように静かに、やさしく流れていました。
祈りの中でふと、
「すべての流れは、必要な方向へと導かれている」
──そんな安心感が胸の奥に広がっていきました。
天と地、人と自然、
そしてわたしたちの内にある光が
ひとつに溶け合う瞬間。
今日という日がまた、
新しい始まりとして開かれていくのを感じました。
日々の中でもほんの少し立ち止まり、
呼吸を整え、手をあて、心の光を感じてみてください。
それだけであなたを見守る存在がやさしくあなたを包みはじめるでしょう。
今日という一日みなさんにとっても、
穏やかで光に満ちた日でありますように
