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自分の中の東北というと下北半島というイメージがあります。父が育った青森県の下北半島には小学生の頃に何度か行きました。海を挟んで北海道が見える場所、夜には海ほたるが飛んでいました。
父は小さい頃は戦時中だったこともあり数年前まであまり東北の事を親戚の事を語りたがりませんでした。そんな父が数年前語ってくれて判った事。自分の親戚にはイタコをしている叔母がいるということでした。

目には見えないものが見え自分の霊感が研ぎ澄まされたはじめた頃どうして自分にこんな事が出来るのか不思議な感覚があったのですがそれ以来どことなく納得しました。
小さなころそこには居ないと判っている女性を見て怖くなり、見えないでください!と誰にともなく頼んだ記憶…

小さなころ見た記憶の白装束の着物を着た女性がその人だったと知った時、安堵とともに何か一人じゃない感覚が生まれて何かをリーディングする時などはいつもどこからか手助けされている気がしています。
それは霊的な修行をしっかりと積んできた叔母が手を差し伸べてくれているからだと思うとありがたいという思いが湧いてきます。

 

 

自分の中に流れる大河がある。それを知るまでにたくさんの人のお世話になり今の自分があるのだと思います。
どんな人にも縁があり大河があります。たとえて言うならば魂のDNAみたいなものでしょうか。

それを知ることでずいぶん楽になれる方もいるとのではないでしょうか。そんなお手伝いもさせていただける自分でありたいと思っています。

スピリチュアルカウンセリング

カウンセラーということをやっていながら、「自分は人前でお話することが苦手です」というと大抵の方は驚かれます。
カウンセリングの仕事のときは言葉の神様が後ろに居てこういうことを伝えろということをと感じてます。
メッセージを感じながらも言葉を捜しているというのが適当な言い方かもしれません。

メッセージというのは愛そのもの。

愛を言葉にすることは難しい
愛>言葉 愛=言葉 愛<言葉
人には感情があって受け取り方は人それぞれ。

愛は優しさ
愛は厳しさ
愛は見守ること
つきつめると全ては愛なんだと思う

だからこそ迷っているときには自分に問うたらいい
そこに愛はありますか?と

カモミール亭

この仕事を始めたのは、師から「佐々木さんやれるんですから、やってください」そんな感じでした。

数年拒絶していたもののひょんな事から自分が言い当ててしまう出来事がありもう逃げてもいられないと観念しました。それでも自分の事は判らないもので、師からのアドバイスで家系を調べてみることに。嬉々として家系図を書いてきた父。そこには色んなことが書き加えてあり見えてきたものがいっぱいありました。
小さい自分に育ての里親の元に出された父。若い頃の父は、家系のことを話さない人でした。
太平洋戦争のドキュメンタリー(昭和40年代はよくテレビでやっていた)を見ていると、急に怒り出し「戦争のせいで俺の人生は狂ったんだ」と言っていたのをよく覚えています。

父が育ったのは青森下北半島の東通村、「日本一貧しい村」と新日本紀行アーカイブで見たのは最近の話。その町から父は後を継ぐはずだった家を捨て北海道に渡ってきた。

話は戻ってその家系図には恐山でイタコをしている叔母さんが居ることが書いてあった。
師に言わせると、ご先祖様のおかげでもう修行は済んでいますからとの事だった。
そう思うと、自分がなぜメッセージを受け取れるのかが判るような気がします。父が果たせなかった事を自分がさせていただく。父のおかげで自分に役割が与えられたんですね。
自分が受け入れた途端思い出したことがあります。
トイレのドアを明けると白装束の叔母さんが立っていた。怖くなってもう見えないでくださいと夜中にベッドでうずくまっていた少年時代。自ら回路を閉じたあの頃。他にもたくさんの小さい頃の記憶。いつも守られていたんですね。

今はなぜ怖くないのだろう?修行をしてきたおかげだろうか。でもまだまだ人間修行が足りないのです。