ワークショップ,釧路

先日のチカップ美恵子展では何人かの人が質問していました。
思うんですよ。北海道に住んでいながら私たちは何もアイヌの文化や歴史をわかっていないのだと。
でもね今はたくさんの資料が残されてきている。
それをこの先どう読み解いていくかに北海道が繁栄していく鍵があるような気がします。

10年程前から年に数回アイヌ文化を受け継いでいるおじさんのところに行っていました。
織物用の植物を手間隙かけて糸にしたり、ござにしたりを手伝ったり、何気ない会話やの中で色んな事を教えて貰いました。
あれ、いつの間にmikaさん何でござを編むのを手伝っているの?みたいな光景があったり。
そういうことって資料館に行っただけではわからない事もたくさん。
アイヌの文化を何も知らないと思っていたのですが、いつのまにか教えられていました。
というかmikaさんは優しく叩き込まれていたのかもしれません。
数ヵ月後に出来たござに横たわるmikaさんを笑顔で優しく見守るおじさんがいるわけです。

大地と共に生きていくこと無しに、人と共に生きていくことは出来ない。
日々いろいろな事があるけれど流されず大地という足元を忘れないようにしなければ。


感触を確かめているmikaさん

Feeling

昨日はオープンソースのセミナーに参加させていただいてきました。このブログもそうですが、wordpressなどのオープンなものを使っているので釧路でどんな方がどんな雰囲気で勉強会を開いているのか以前から気になっていました。ミニセミナーという事でしたが若い方々や学生さんも多く自由な雰囲気で、とても自由な発表が多く楽しいセミナーでした。あるもので満足するのでもなく、あるものに自分を合わせるのでもなく、自分が出来ることをオープンなもので表現していく。この釧路を北海道を活発にしたい。どう若い世代に引き継いでいくのかという意気込みみたいなものを感じました。しかし、今回はビギナー向けの発表が多かったということですがかなりの刺激を受けたことは確かです。偽りなく自分を表現することは人を感じさせるちからがあります。釧路OSSの方々参加させていただいてありがとうございました。初めて参加してみて参加者が少なかったことはちょっと残念なことでした。もっとこういう会に参加して思いを共有することも大事なことだと感じました。

次世代の方々に何を伝えられるか。
自分はレイキやカウンセリングを通してですが、釧路のために北海道のために出来ることをもっともっとと思っています。
そしてワークやトレーニングを通してこの自然や大地と共に生きるということを伝えていきたいと考えています。

この釧路、北海道にはオープンソースがたくさんありますから。

ワークショップ,釧路

昨日はワークの下見、自分たちのトレーニング、実習を兼ねて屈斜路方面に行ってきました。
あまり良い天気予報ではなかったのですが、そこはしっかり屈斜路の精霊とお話をした上でGOです。

ある宿のフィールドを借りて川まで降りていくとカヌーが川を下っていました。
これからは暖かくなり笹が生い茂り虫やダニも出てくる時期。
この時期だけ歩いていける場所。
珍しくmikaさんが(あの場所に)率先して行かなくちゃ!と。

そこは釧路川の源流部。
釧路に住む私たちはここからの水を飲んでいます。
鴨が飛んでいきました、そして鹿の鳴き声も聞こえる場所です。

ここに来る予定ではなかったので思いのほか軽装です。

かなりのアップダウンを繰り返しながらたどり着きました。
この場所では何本も水が湧き出しています。
何本もの湧水を味見しながら身体にチャージ
湧水一つ一つどれも違う味でした。

写真では判りずらいですがかなりの量の湧水です。

水を飲もうとして手を入れたら何かが跳ねてびっくり。
見てみたら魚くんでした。
帰宅してから調べてみると幻のオショロコマ。
きっとこの地の主だったのでしょう。
隠れては出ての繰り返しをしてくれました。

丘上からの光景

自然の中の美しき。
こいでこいでやっと辿り着くものかもしれません。
それもほんのひと時の期間限定。
どこに視線を落とすかそして味わうか。

僕たちの心や感情を超えたその先に、一人ひとりの美しき光景が広がっています。

現実は今日はちょっと筋肉痛。

 

 

その人の魂が共鳴し喜ぶ場所
カモミール亭ワークではそんな場所へガイドします。