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運針

ここ数日、運針の練習みたいにパッチをちまちま作っていました。
まだまだ下準備ですけど。

私が洋裁学校というものに通ったのは…
もう四半世紀ほど昔。19歳になろうかと言う頃ことでした。
あまりにやんちゃだった娘の行く末を心配した母の命により
強制入学することと相成ったのです(^^;;

個人の先生で、花嫁修業からエキスパートを養成するまでの学校でした。
なので、生徒さんも花嫁修業に来ている女子もいれば
顧客もいるのに先生の元で10年以上習っている人ちらほらもいて…。
当時の年齢層が十代は私だけで、あとは20~50代。
10人ほどの少数の学校で皆さんが先生。と言う感じです。
土日はお休みですが、一日7時間。
と言っても教科書も授業の時間割はなく、ひたすら実技 実技。

教科書とかもあるような
同年代が通う年単位の洋裁学校も他にあるのですが、
母のセレクトは娘の性質をよく理解した上なのでしょう…。

隣の席でオーダースーツを仕立てるさまを横目で見ながら。
私はと言えば運針。運針。運針。
最初に入ったらやることなのです。

それからは
アイロンの使い方。地直しまでの方法。採寸の練習。
原型製図→原型(以下省略)

学生の家庭科の時間とはまったく違って
一つ一つの所作であったり扱いは
やはり茶道とか華道などのようにあるんですね。
そういうことは個人の先生ですから、
やはりしっかり厳しく教えていただく事になるのです。
何度も繰り返し繰り返し…。

おかげさまで、日常にありがたく反映しています。

当時は嫌々だったかもしれないけれど
今となれば洋裁のお作法も身についていてありがたいなぁ。
と思うのです。
もう当たり前になってしまってるから判らないけど
思えば結構あったのね…。


三眺焼

他のをみると似たように
どれも釉薬がかかっているのだけれど
釉薬のかけ方がまるで違っていた。

流氷焼きと言われる物とも違う。

 

結局買ってしまった。
1680円。なんて素敵なお買い物(*^^*)

つるいグリーンパークホテルに
常設コーナーがあって売っていましたよ。

※三眺焼 網走刑務所の受刑者が作っています。

心に愛するなにかがある限り
それは超えてゆけるのではないかと…
ふと満月前に思うのでした。