サンスベリアに花芽がつきました。
サンスベリアの花はとても珍しいそうで、今回は分かりやすく芽が伸びているので、咲く瞬間を写真に残せそうです。咲いたときに皆さまに幸運のお福分けができる日が来るのを、今から楽しみにしています。

自然界は日々大きく動いています。嵐が過ぎ、新月を迎え、秋分へと向かう中で、火山の噴火や交通の混乱など、私たちの思い通りにならない出来事もたくさん起こります。
「何でもできる」という人間へ、自然界なのからのメッセージかもしれませんね。

私自身も、新月前から秋の準備を整えています。昔に比べれば便利な道具や人の力に助けられて、随分と楽をさせてもらっています。あの頃は調べ物ひとつに大きな手間がかかり、工夫して動くしかありませんでした。効率的ではなかったけれど、その時間が今の自分の土台を作ってくれているのだと思います。
経験を重ねても、人として大きく成長できているのかは分かりません。けれど、振り返りながら「ありがたいな」と思える瞬間を持てることが小さな成長だとしたら嬉しいです。
サンスベリアの花芽のように、ゆっくりでも必ず芽は伸びています。
私たちもまた、気づかないところで新しい芽を育てているのかもしれません。
自然も人も、変化を止めることはできません。
だからこそ、軽やかに変化を受け入れながら今を大切に歩んでいくこと。
お彼岸という区切りの時期に、そんなことを改めて感じています。