色即是空 空即是色
水のちから
全体的に道東は水の波動が強い土地でもあり、ワークの三日間でいくつもの水場を訪れ、たくさんの湧水を体感してもらいました。
同じ湧水でも、その日によってそして体調でも感じ方が違うのには皆さん不思議がっていました。
昨日は①が良かったのに、今日は③が身体に馴染む。そんな感覚を味わっていたようです。
たった数百メートルしか離れていなくても、土地と湧水が持つエネルギーは変わります。
穏やかな波動の中に数日間居るというだけで身体のバランスが変化し感覚が研ぎ澄まされてきます。
普段は感じられなかった水というピュアな波動を感じとる感覚が生きてきます。
忘れがちですが水は私たちを浄化してくれる、そして満たし活性化してくれるもの。
人は弱いもので火のエネルギーが強くなると、もっと…もっと…と火のエネルギーを求めてしまうようです。
そういう時ほど良い水を摂取したほうが良いのですが。
感情的なバランスを崩しやすい方は普段より水を多めにとってみてください。
出来れば自然の湧き水だと尚良いです。
繁栄の鍵
先日のチカップ美恵子展では何人かの人が質問していました。
思うんですよ。北海道に住んでいながら私たちは何もアイヌの文化や歴史をわかっていないのだと。
でもね今はたくさんの資料が残されてきている。
それをこの先どう読み解いていくかに北海道が繁栄していく鍵があるような気がします。
10年程前から年に数回アイヌ文化を受け継いでいるおじさんのところに行っていました。
織物用の植物を手間隙かけて糸にしたり、ござにしたりを手伝ったり、何気ない会話やの中で色んな事を教えて貰いました。
あれ、いつの間にmikaさん何でござを編むのを手伝っているの?みたいな光景があったり。
そういうことって資料館に行っただけではわからない事もたくさん。
アイヌの文化を何も知らないと思っていたのですが、いつのまにか教えられていました。
というかmikaさんは優しく叩き込まれていたのかもしれません。
数ヵ月後に出来たござに横たわるmikaさんを笑顔で優しく見守るおじさんがいるわけです。
大地と共に生きていくこと無しに、人と共に生きていくことは出来ない。
日々いろいろな事があるけれど流されず大地という足元を忘れないようにしなければ。