季節の変わり目に思うこと

季節的にも変化が著しいこの時季。
ありがたいことに、忙しい日々が続いています。
だからこそ、睡眠時間や栄養バランスなど、体調の維持には気をつけたいところ。
還暦を過ぎてくると、健康を保つだけでもずいぶんエネルギーが要るものだと、しみじみ感じます。

庭に目を向ければ、秋口に放置していた枯草がそのまま残っていて、景色はまだ少し秋色のまま。
今日は少し時間を作って、庭の土を起こしました。
土をいじるのは、見た目以上に体力がいる作業です。しゃがんだり、スコップを使ったり、腰にもじわじわときます。
でもそのぶん、「何かが始まるぞ」という前向きな気持ちが芽生え、心も少し軽くなったように感じました。

枯草を払ったその土の中からは、今年もまたカモミールが芽吹いていました。
去年こぼれた種が、冬を越えて春の光に応えてくれたのです。
今年もきっと、庭をやさしくにぎわせてくれることでしょう。

土用入りの前に、こうして庭を手入れできて本当に良かった。
土用明けには、またいろいろなものを植える予定です。
それまでには土を整えて、しっかりと準備をしておきたいと思います。

春の庭には、命の巡りと時間の積み重ねがそっと息づいています。