先日、阿寒湖アイヌシアターイコロのイベントへ出かけてきました。
イベントを見るだけの予定でした。
それが急遽、イベント出演者のための昼食会場でお手伝いをすることに。
出演のみなさんが昼食が終わったころでした。
アイヌコタンのおばさまたちが数日前から用意をしていたそうで、
手伝いと言ってもお片付けをほんのちょっとですけどね。
いつもお世話になっている日川ママもお手伝いをずっとしていたので。
人数が多ければ少しは皆楽が出来るでしょうし…。
一食の恩。それはどこへいってもおなじこと。
その場に居たはじめてお目にかかるおばさま、おばあさま達
口々になんて仰ったと思います?この時代にです。
みんな仰る言葉は一緒。
『なんで、あんたたちは私達にこんなに優しくしてくれるんだい?』
…胸が詰まりました。
『普段ね、日川のママにお世話になってるからだよ~』
と、尋ねられるたび何とか答えましたが…。
同じ人と人。そんな簡単な理由さえ吹き飛ぶような…。
歳を重ねたおばあさま達は、不遇な歴史の時代もあったことでしょう。
和人の私達のようなものが手伝うという場面が…あまりないのでしょうね。
そんなひと時を過ごせたこと感謝しております。
あんたたちは人が良すぎる。
とPさんも私も、このコタンのママによく注意されますが…
いえいえ。あなたたちの歴史に比べれば…。
と空を見上げるのです。
追伸。
ちょうど頂き物の七飯の美味しいリンゴがあったので、
お二人に一部ですが持ってゆきました。とても喜んでくださいました(*^^*)