Feeling

先日健康診断がありました。
自分はサラリーマンでもあるので会社が費用を負担して検診をやってくれるのはありがたいことです。
毎年の記録を見ていると客観的に自分の身体を知る機会になります。

職場では衛生管理者(一応国家資格)という役割。(50人以上の従業員がいる事業所では選任しなければならない)
同僚の検診記録を見ながら「GPTが高いよ」等上司にも苦言を言わなければならない立場です。

25年以上前に1年は勉強して取得した資格ですが、誰も取りたがらないからという理由で上司から声を掛けられました。
「お前は2年掛かかるな」と当時の事務長に言われ、くそおっ!と奮起して一発で合格。
その後に言われた言葉は「お前なら受かると思っていた(笑)」と。
まんまと嵌められたのでした。

衛生管理者の集まりに何度か参加させていただいたことがあります。
殆どの方が事務系や管理職の方ばかりで一介の平社員が衛生管理者になるのってあまり無いらしいと知る機会でした。

そんなに項目は多くはないけれど客観的にデータを見ていると個々人の身体の特性を感じる事ってあります。
勉強が好きではない自分ですが学びの機会をいただいています。

個人的なことですがこの資格を持っているということ。
大きな時代のうねりの中で自分を助けてくれようとしています。
ほんの少しの事あの時には気がつかなかった事。
25年前には「どうして自分だけが…」と思っていた答えがやっと見つかりかけている昨今です。

自分の事は意外とわからないもの。
将来に生きづいていくもの。
客観的なアドバイスもしていますのでご相談ください。

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カモミール亭という以外にも自分は旋盤という機械を操作して鉄を削る仕事をしています。
ほとんどが個人で仕事をすることが多く自分で仕事を探してきて請け負うという会社でも特殊な立場にいます。
サラリーマンであっても職場内個人事業主という考え方を持つとかなり楽になれると思います。

数年前に1年近く本社まで通いセミナーを通してISO9001の勉強をしました。
決まりごとの中でこのシステムを現実と合わせていくのはかなり厄介な作業でした。
認証を受けるために上司や所長ともかなり突っ込んだ議論をした事もありました。
直接の上司からはそれを言ったら首になるぞ、と言われたこともありますが本気で事にあたることで本気で物事は返ってくる。

今を見て将来のためのシステムを作っていくという作業はトップダウンにするかボトムアップにするかのせめぎあいでした。
そのどちらにするかで仕組み(システム)はまるっきり違ってきますが。
結局は落ち着くところ役割の分担を見つけ軟着陸させたわけです。
いらいらすることもありましたがシステム作りは大変だけれど楽しい作業でした。

その後事業所の内部監査責任者を与えられています。
同僚だけじゃなく上司にも指摘する役割です。
全社的にも平社員がこういう役割を与えられるというのは異例だということは後から聞いた話でした。

システムを支える役割。サラリーマンでなければ出来ない良い経験をさせて貰っています。
そんなサラリーマンの方も多いと思うのです。

組織は個人個人の集合体。
時には事実だけを見つめ流されずに変わり続けていく事で長く続いていくものです。

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北海道では春告魚とも言われる魚。
鰊を見かけるとやっと春が来たかなと思います。
「あれから鰊は~♪」なんて歌もありますが最近は良く見かけるようになりました。

父が漁師で港の近くにいたこともあり小さい頃はこの時期鰊を焼く匂いや軒先に干してあったり。
猫が鰊を狙っていたり、そんなのどかな風景がありました。
追い返してもまたやってくるんですね。
今はあまり自宅で魚を干している家はあまり無いのでサザエさんの世界でしょうか。(これも通じないかな?)

ありがたいことに漁師さんやそれに関わる方々の努力で近年は資源も回復してきているようです。
鰊というと日本海というイメージの方が多いと思いますが、道東にも鰊が回遊しています。
道東産の鰊は食感も脂のりも良いので機会があれば食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。鰊にはDHAやEPAも多く含まれているそうです。

この日は朝から何も食べずに晩までレイキ伝授セミナー。
いつもとは研ぎ澄まされ感じ、これがまたたまらない感覚でした。
それでも伝授が終わると途端にお腹が空いてきました。

いつものお店へ(定食屋)へ行くと旬の道東産の鰊(にしん)。
鰊の刺身、煮付け、釧路産鯖の塩焼き。ごはんは大盛り一つ半。

アイヌの人は神魚と呼んでこの時期になると祭壇に「木幣(イナウ)」をたて鰊を迎えたようです。
それだけ昔は長い冬が終わって春が来るのを待ち遠しかったのでしょう。