「ワークショップ」カテゴリーアーカイブ

日川善次郎と日川清

ワークで記憶にある方もいらっしゃるコタンの日川さん

屈斜路古丹という地区にかつてチセがありまして、カモミール亭でワークを始めた頃はよくお世話になりました。

 

20年ほど前に初めてお会いして…
それから10年ほどでしょうか…

 

ご両親のものでしたので、お母様が亡くなられた後当時の法律の壁とでも言うんでしょうか…チセは現在はありません。

 

 

本来は阿寒湖のコタンで日川民芸店を営んでいらっしゃいます。

 

以降は阿寒コタンに行くようになりました。
ワークの際にファンになる方も多く、その後は個々で訪ねている方も多いと伺っています。そのたびにお二人とも嬉しそうにお話ししてくれるんです。

 

木彫りをなさっていて鎖彫という技法があるのですが、それはもう日川さんくらいしかいないのではないかしら…と思っています。

 

よいご縁をいただきました。
今は昔ほどではありませんが、コタンの人々から見れば私たちはただの外野に過ぎません。日川さん無口な方ですけれど、いつも暖かく迎え入れてくださって長い歳月をかけて現在に至ります。

 

 

先日は、その父で屈斜路古丹にもいらっしゃった日川善次郎エカシの映画試写会の模様をニュースで見て行ったのです。
善次郎エカシには直接お会いしたことはないのですけれど。
予告編はこちらでご覧いただけます。

チロンヌプカムイ イオマンテ 日川善次郎エカシの伝承による

サツゲキでは上映中のようですので興味のある方は是非

 

 

で、帰宅した後日川清さんの映像を見つけまして…
『出てるけど…』
『そんなのあったなぁ、言ってなかった』なんてSNSのやりとりが佐々木鉄晴(P)とあったようで…

ワークではおなじみの『コタンのおじさん』がそのまま映像になっています。
この映像作った人なんてすばらしいのっ!って思うくらいそのまま

 

日川清 AKAN AINU ARTS & CRAFTS → NEXT

今回はエカシの計らいかもしれませんね。くすくす


カリカリ梅と玄米麹漬け

カリカリ梅と玄米麹漬け
なんと素晴らしい先人伝統の保存法なのだろう!
去年の夏と秋のものをまだ頂けるって凄いことだなぁと思った。夏と秋にちょっとしておくだけで、翌春になっても我命を繋いでくれるなんて…

漬物なんか食べない!
って若い時言ってた(苦手だったの)家人の前に出しておくと空になる。

私が子供の時のばーちゃんの歳になってるから出来て普通なんだろう。
だからかなぁ…
最近バイト先でよく色んなこと聞かれるのは…
いや、昔からかなぁ…

この変化の激しい時代、改めてこういうことって大切になってゆくんだろうなぁ…

 

 

 

☆おまけ
最近知床のニュースがよく流れていて過去のワークのことをちょっと佐々木鉄晴(P)と話したりしていました。

本州や札幌近郊の方だと、意外と北海道の広さって判らないし、時間配分とかも都会仕様なんです。当たり前と言えばそうなんですけれど。
家人はルートや乗り物などの選定には入念にチェックを入れていたんだなぁ、と改めて思い、ちょっと感心しました。

体力が当時は今よりあったからできたことなのかもしれませんね。


立春 春風解凍…

立春も過ぎ…

春風解凍(はるかぜこおりをとく)から黄鴬睍睆(うぐいすなく)へと変わり…
本日も-16℃の朝でございました。

 

街中が至る所でこのようにスケートリンクのような状態です
みなさまお気を付けくださいね。

 

 

同じような寒さでも生まれ育った所と大きく違うもので、北海道は広いなぁと。

最近は波動を敏感にキャッチしている方とか…なので、風のようにだったり 旅の途中でだったり…という方がちらほらいらっしゃいます。(ざっくりとした言い方しかできません)よくぞここをみつけたわね、とこちらが感心してしまいます。

カモミール亭の最初は屋外でのワークショップ、遠くは九州、国外ですと東欧(私たち未熟な日本語しか話せませんけれど)殆どが市外の方でした。

ここにあるだけで大丈夫ですよ。見つけてやってきます。
入りやすいことがいいこととは限らないんですよ。
って言われたことをぼんやり思い出しました。

ここ釧路では大きな工場が撤退の模様で(佐々木鉄晴(P)の前職に関連)余波を考えますと街中が明るい気持ちになれない雰囲気がありますけれど…

始まりの頃のを思い出させて頂いて、こちらがとてもありがたい気持ちになりました。

 

 

またワークに参加して、レイキを学んで、運命の出会いでご結婚のご報告いただいたり…
なんて春らしい!(そう、ここで立春 春風解凍 黄鴬睍睆 使いたかったの)

 

本当におめでとうございます。
ひとつずつ乗り越えてきたね。

あの頃よりずーっと成長した今、その笑顔できっとパートナーも周りも幸せになるよ。


2020年 湿原へ

新年…からは随分と松の内もとうに過ぎましたが、このブログではこれが初でした。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

すっかり日も過ぎましたこと故、その代わりと言ってはなんですが…
年の始めのsomething new シリーズ

冬の湿原に出かけまして…
寛いできました。

その折の色々で、精鋭の足元にもまだまだ及びませんが、私自身の新しい学びのひとつに…と作ってみました。

あぁ録画が…とか
あぁ写真がぁ…とか
インプロで何か楽器が出来るといいのに…とか
録音の仕方をもっと上手に出来たら…とか
やってみると、足りない欲の権化となりゆく訳ですけれども…

足るを知る

これでも…よくできました。

という訳で
WSに以前ご参加くださった方は懐かしい想いで…
マインドフルネスに…
この地の美しさ…
雰囲気が少しでも伝われば幸いです。

 

 

 

 

 

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遅い夏休み 弟子屈にて

訪問先から自宅に帰る際、『失礼します』でも『お暇します』でもなく、『じゃぁ行くね』『行ってみますね』等使う人って結構いらっしゃいますよね。

子供の頃はその言葉を、次に新しいどこかに行く。と捉えていて、訪ねてきた祖父母が言おうものなら、『どこに行くの?私も連れて行って~』泣きながら訴えると祖父母に大笑いされたものですけれど、この齢になるとこれは言霊として秀逸だなと改めて思うのです。

 

 

出かける1週間前ほどの土曜の夜に思い切り体調を崩しまして、セルフケアで何とか月曜にはなんとかよくなっていたのけれど、それで幾分体力が落ちていたからかしら…

 

その数日後。
あら どうしようか…

 

そんなわけで。
弟子屈方面にいきまして、あれやこれやのあと和琴へ移動…

 

晴れ間のある中、森に入ると次第にローペースな散歩となりました。

 

巨木に助けられながらだったのですが、こちらの方は元気いっぱい。

 

コース半分過ぎますと足早になりまして、急がないと急がないと。みたいな気持ちになり…

 

もう少しでゴール。と言う所でどっかーんと雨に降られました。

 

雷様までそれはもう賑やかに登場なされまして(撮れてません)
随分な雨だったのでその後調べてみたのですが、この辺りだけが大雨…多分夕立かしらね…。

 

実は森で、つい『帰る』って何度か言っちゃったんですね。
ほんの数分の距離でずぶ濡れになりまして、観念して今日は泊まる!って言った途端雨も止まる。3.40分ほどの雨。世の中シフトアップも目に見えてはじまっているこの今の時期にとは…二人でおもわず顔を見合わせて笑う。
まぁ、誰にでもあること…たぶん。

あれはぜったいきいてるんだとおもふの。

 

昨年の今頃まで、私の中では『かえる』とか『もどる』とかを使うことが多く、それで難を転じてきたわけですが…
あぁ、それじゃ通じないよね…。

 

お蔭様で、本当に久しぶり。のんびり腰湯なんかもしながら小一時間ほど。ゆっくりと露天独り占めの時間を得ることができました。川湯のお湯に長く浸かる事って稀なんです。
大いなる佳き計らいに感謝

 

ワークショップ、お手伝いも含めるともう17年くらいになるんだね…。ワークなんて言葉を使うと、まぁ異界の物の怪でも見るような視線があれだったけれど…今は色々な所で聞かれる普通の言葉になって本当によかったね。これでも結構頑張ったね…
と、褒める人もいないんで、始まりの地でもありますし、お互いにねぎらってみたり…。

 

佐々木鉄晴(P)さんはぱたんと寝たと思ったらぐっすりと。こういう時私は相変わらず一睡も出来ないのですが…この辺りはWS的です。

 

 

しばらくぶりでごめんね
わすれてないよ

 

という訳で冒頭の話なんですけれども、言霊ってすごいなぁと思う今日この頃。

 

 

 

もう『いこう』でいいのかしらね…

 

 

 

一連をざっくり総括すると…
これらは佐々木鉄晴(P)さんによって精査されるかと思われます。

WS的なものはこうやって書いていても、体感してない方にとって欠片でも伝わればいいのだけれど、拙い文章力で許してくださいね。
そして参加された方達へ この地に来て下さったことの感謝を込めて


幾分か素敵な方を…(前)

2か月以上前の話です。
カモミール亭のWSなどでご縁がありまして十数年来のお付き合いになります。

いつも色々な事を教えて頂いている阿寒コタンのパパとママと呼ばせて頂いている方。
と、言っても実の親戚関係はありませんが、とてもよくして頂いております。
元気な姿をと思って伺ってお茶をごちそうになっていた時のこと


(屈斜路のチセがあった10年ほど前 出来立てのゴザの感触を堪能)

 

バイトしてるの…と近況も話した所…
喜ぶかなぁって思っていたら…

『刺繍は…刺繍…なら、うちのするか?』と、ママが一言。

ムックリのケースをオーダーして下さった方が、WSの際ママにこれを見せて以来…何度かそのお話は頂くのですが、それに即座にリアクション出来ないことが多くて…
バイト代安いからなぁ…って今回も流されてしまいました。
本当に有難いなぁ~といつも心より思っております。イヤイライケレ。

初めて会った頃に比べますと、今は若い世代の人達が伝統や文化を引き継ぐ動きも活発になって、やっと開かれてきている昨今をとても嬉しく思います。
こうして開かれてきている今こそ、親やその上の世代から実際に口伝えの機会のあった、又はその文化を苦難の時代に伝えられなかった世代の人達の後を継ぐ者達がよいよね…と、それらを学んでいない私などはとても足元にも及ばず…とずっと思っていて…どうしても無口になってしまう…

そんなことを話せば、相変わらずmikaちゃんは遠慮しすぎだ。と一喝されるでしょうけど。

(5年ほど前訪れた際、日本の南の地方の神社式典の幣の制作依頼を受けていたらしく、たまたま用意してあったので作って頂くことに。滅多にない事、有難いですね)

(御幣、幣、削り花とも。祭式用のイナウとは違うのだけれど…説明すると長くなるので割愛。以来サロンに飾ってあります。お蔭様で元気になりました)

 

 

なんでこんな話を今頃書いているかというと…
作る事、なぜ彼らは一様に私がどうあろうともそれを…と思いまして。

20年ほど前レイキの師から最初に言われたことなのですが…佐々木鉄晴(P)さん、スピリチュアルカウンセラーの友人達…局所的な所でとても多く聞く言葉でして…

それを文にしたいなぁと5日ほど考え込み経過…そして放置。
このままではお蔵入り…無きことにして過ぎ去る時が豊富にあるほどの齢でもない。

という事で…この先は(後)に(と書けば書く)


光の春

先日は湿原へ散歩に

 

微かに春の香りも感じられました。
カムイも身近に感じられるこの地に住まう事の感謝が自然と溢れます。

 

 

 

2月のカモミール亭は節目を迎えられた方が続きました。
チャレンジを終えて一息つきにレイキヒーリングにいらっしゃって下さったり…
新しいチャレンジの場で自ら実践できるレイキの使い方を学びに来て下さったり…

 

ご自身の為にレイキをどう使うかは人それぞれです。
人は日々生活していますと、忘れてしまうこともたくさんあるでしょう。
習得後の環境などの変化や、体調や心身の状態に合わせて、学びにいらしてくださること嬉しく思っています。
今の自分に必要なものを受け取りにいらしてください。
そうして益々ご自身を輝かせてくださいね。

レイキをこんなことにも使えるのかしら?
と、私自身も学んだ17年前から現在に至るまで色々思うものです。
新しい使い方を知るとまた嬉しく楽しくなりますよね。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。
学んでくださった皆さんには、せっかく習得なさったものですし、ご自身の為に生かしていただきたいなぁといつも願っています。

 

また、レイキの習得をご検討なさっている方も多く見受けられますが、一度レイキヒーリングを受けられるとよいでしょう。
キラキラ輝く一歩を踏み出してみませんか?

光の春から春へと季節は移り変わってゆきます
キラキラと輝きましょう


大寒の頃のWS

家人の好物なので赤飯を最近よく作ります。

薬膳では温性で消化器系を補ってくれるというもち米、道民なので甘納豆です。これはさつま芋入り
冬の氣枯れの時期は、氣を補うもち米を食すのでしょうかね…
もりもり食べてくれるので作り手は楽させてもらうメニュー。私は少々だけ頂きます。

 

 

先日は曼荼羅ぬりえをいたしました
ご参加頂いたみなさまありがとうございました。


みなさんには好きな曼荼羅を選んでいただいて自由にぬって頂くことにしました。
頭の中が整理されなくて、考えすぎてしまったり、無気力になったり落ち込んでしまったり…瞑想の時を持ちたいと思いつつ持病があるときや、ハードルが高い気持ちの時ってありますよね。
大丈夫 あなただけではありませんよ。
持病があってもこういった機会が得られないという声をたくさん伺いました。数人のグループで、心穏やかに無心になる時を過ごして頂けたら幸いです。ちょっとした会話の中に開運へのヒントが隠されていることもありますよ。

何も考えない時を持つこと。ってこれからはどなたにとっても大切です。

リクエストを頂いている、グループの宿泊型WS等ではクリエイティブな時間も設けていたんですが、最近は久しいですけれどこれらも少し検討したいところ…と書いておけば時が来ればそうなる…かしらね。

 

 

これらは見本になるかしら?と事前に作ってあったのですが最後にお見せすることにしました。

 

 

療法士さんの下、私も入院中はぬり絵等のプログラムもありまして、ぬり絵の種類も風景や動物、花等様々。その中でも曼荼羅柄が人気も高く、多種多様でとても驚いたものです。

 


精霊日和

この季節寒いけれど比較的天候がよい釧路
眠りにつく前の森の息吹が感じられて、虫もすっかり少なくて好きです。
スーパームーン後のこの日はちょっと郊外へ

 

 

 

流れも変わっていくであろう節目感バリバリとしたこの頃、
その空気感、ご一緒頂けたらと思っていましたの…

 

 

 

ピンポイントに外せない時期ってきっと宙にはあるんだろうなぁと
そんな風に感じます。昨今の精霊模様はそんな感じ。
そんな昨今鑑みまして、WSと思いましたが…

 

 

 

 

聖霊達の今までとちょっと違う声が聞こえないのかしら…。
知らないものは怖いとか、そこにあるものたちは去年も今年も変わっていない。
と、思っているのかも知れないね…

 

 

 

まぁ…人々は忙しいらしいから
なのでとりあえずPさんと二人で行きましょか…

 

 

 

それまでの衣を脱ぎ捨てて
辺りに芳香を漂わせて次の季節の準備を始める。

そこに佇んでいるカラマツ 備えるための智慧
落葉の木という呼び名が好きです。

…タイトルこれしか浮かばなかったので。こんな感じ~