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鎖彫り

先日のまりも祭りの際、コタンで。
新しい鎖彫りになりました。

これは一本の木を彫って鎖になっています。職人の技なのです。

(左が旧 右が新)
木の艶が出て、佳い感じ育っていたのですが鎖が切れまして…。
でもボンドで付けてしのいでいたのです。

実は…と、そのことを話したら…

と話したらコタンのパパが喜んで…
子供に鎖彫の箸を持たせて切れたら力が強くなって成長した
って喜ぶからかしら…。

新しくなりました。


阿寒コタンで

釧路は朝から風が強くて暴風警報も…。
そんな文化の日。

先日阿寒コタンへ行った際
WSなどでもう10年以上お世話になっている日川さんの所へ参りました。

昔おじさんが制作した丸木舟。
老朽化してましてその向きを変えるとか、
鎖彫の木材のお片づけをPさんもお手伝いをしたり…。

個人的に伺った時でないとなかなかできないことでしたから…。

私とおばさんはアイヌシアターイコロで期間限定で展示してあった
おじさんの作品
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常設のおばさんの作品を見学したり…

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新しいおじさんの衣装が出来上がったのでそれを見せていただいたり…

 

同じコタンの方が釧路市文化勲章のお手伝いで表彰式に行くのに合わせて
アットゥシと綿で織ったものを仕立てたものが出来上がっていて、
見ることができて幸せでした。(上の写真のではありません)

今頃表彰も無事終えたかしら…。

作業してたり…お家で一緒にご飯を頂いたりしてたので…
写真は撮っていませんでした。
楽しみにしていた方ごめんなさいね。

そんなご縁を頂いてることに感謝しております。
なかなかこういった事も書かずにいたのですが、有難く受け取ろう。

 

なんだか楽しい文化の日。


阿寒のコタンでプレゼントしてもらったもの

阿寒コタンにいる、日川のおじさんファンの皆様お待たせいたしました。
今回は昔弟子屈のチセでご覧いただいた方もいらっしゃるかもしれませんが。
妙技を収めてまいりました。(Pさんが)

おじさんは、木幣(イナウ)であっても、『御幣』とか『幣』と人様にはよく説明しています。
全国的に通じるから、おじさんのやさしさでもあり、長きに渡る辛い時代思ってそう使うのか…。

ワークで訪れた際、イナウを作る前の木が外にありまして。
木の外皮をむいて乾かしていたんですね。

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なんかの儀式があるの?と聞きましたところ。種子島の神社に奉納するものだとか。
神社で使用する木の御幣の作り手が種子島にいないそうで、数年前は道具をもって、
種子島に御幣制作に行ったのですが近年は送ることにしているそうです。

ふと。店内の天井見ますと、花のような飾りがたくさんあるんですね。

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こんな可愛らしいものもあるのか…と不思議な面持ちで見ていまして。
これイナウなのか何なのかわからないんですけど。

『こーゆーの可愛いからいつか欲しいなぁ。』と言いましたらば。
『待ってれ』
『えーーっいいってば。すぐ帰るし、これ神社の木でしょ~』
『待ってれ』
と言ったかと思うと、よさそげな木をセレクトしまして、工房へ。
もはや止められる者はいません。撮影の許可も頂きました。

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マキリひとつ。力加減ひとつでカールを変えたりするんです。
本当に素晴らしい技術。

決まりとかあるんですけれど…それは…文献等で調べてね(*^^*)

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普通は先祖供養とか、儀式用とか チセの中のとか、日本的に言えば家紋みたい
なものも入れたりするものもあるので…ふつうは身内にしか作らないのです。
そんな機会を頂いたことに感謝しました。
ワークにいらしたみなさんも制作過程見れてよかったね~(*^^*)

そして出来上がって毎年恒例2ショット記念撮影。

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有難いことです。

車にぶら下げて釧路に向かったのですが、車内の空気がきれいでして
もう一同眠たくて大変でした。なので窓開けて走りました。

二人はなかなか教えてくれませんで、本州じゃ飾り花とか言う。
と話していたことは前にあるんですけれど。
どうやら、おばさんの話を聞いてますと大きい方がより素晴らしいらしい。

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で、これがイナウか?と聞かれますと
『まよけだー』としかまだ教えてもらえません。
10年通っても…まだまだですね。

種子島の神社のは御幣はきっと今頃出来上がっているはず…。
巡り合わせてくださった種子島の神社にもあわせて感謝申し上げます。


イチイ(クネニ)の鎖彫りブレスレット

先日、コタンで。

 

木の性質を生かして柾目が美しい部分。材質はイチイ。
留め具の付いてる場所は本来この左側のように少し三角錐にして彫りも入っていた。
サイズを合わせるためにカット。そ、そんなぁ匠の技がぁぁぁ~。
他にも外皮の近くの境目で色目が2色になったタイプのもあったのだけど
芯に近いこれを手渡されました。

 

 

二人に妙に急かされて身に着けることになった。なんだか珍しい…なんだろう?
でもそんな時は流れのまま。
もちろんそのまま身に付けて帰ってきた。以後毎日つけている。

翌日。
鎖のネックレス素敵だけど肩凝りやすいからブレスレットの長さのだったら付けて歩きたいなぁ。
なんて…随分前にチセで言った事をぼんやり思い出しました。
ありがとうございます。

今回のワークは、気がつけば阿寒湖マリモ祭りと重なる(全く忘れていました)
お前達よく宿取れたなぁ。とか。(取れてました)
それと併せてなにやら別に催しがあるようで、るーるるるるるる。の人が講演したりとか、
お芝居とか色々な団体とか後援についてるチラシを見せてもらっていたり…。

 


秋ですね

こんな事を書いている今もすっかり風が秋。

最近は個人ワークなどで釧路で参加なさったことがある方が、
個人的にお子さんや、お友達と出かけて下さる事も増えてきてなんだか嬉しいです(*^^*)
その一つ一つに同行していないのであれこれとはお答えできないのですけれど、
よかったなぁ(*^^*)って、いつも思っていますよ。

実りの秋へと。
みなさん大きな実りになりますように(*^^*)


屈斜路チセのおじさんと

もう9年目。
時折、ここに寄らせてもらう。

 

 

自分の記憶をたどると…。
4.5年ほど前に、マスタームックリを授与され…
いつぞやはおじさんの知人にメノコさんと間違われ…
それ以来、いつ来ても緊張感のない
似非娘となったわけです(笑)

 

今年私もおじさんに会うのが初でして、
会った途端『まんまるちゃんになって…』と言われました
ええ。確かに去年より太りました(笑)

忘れてない年は一緒に写真を撮る事にしている。

 

おじさん丸くなったね…と新マスタームックリ。
歳月は人をまぁるくさせるのです(*^^*)

 

 

そうそう。
おじさんたちの使う道具。
ゴザのヨシであったり…それね、国立公園の中にはいっぱいあるのに
取れないから色々な所から集めるのに苦労してるんですって。
伝統文化維持の為、なんかいい方法ってないのかなぁ。