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この国には主に二つの街がある。
街全体が賑わっている所、住宅街のような所、同じ国とは言え、設えなどはその町の文化を反映しているのか趣が異なる部分も多い。
それぞれによい所があり、また個々により好みがある。

この街に前に来たときにはこんなんじゃなかったのよ。
いつからか半分以上がご高齢の方の街になっていてね。給仕はみなそちらの方に御付きになるから、私達は彼らに敬いを以ってこうして隅っこで静かにしてるだけなの。
と彼女は微笑んだ。

平均年齢の高い街のようだけれど…とは思っていたが、何人かここを訪れたことがある人は一様に同じことを話す。

ここはこの間の街とは違い、昼夜を問わずそう賑わう事もなく、夜になると人出も少ない。夜にはラウンジも閑散としていて、真夜中の夜道は郊外かと思うほど静寂に包まれている。

 

 

ご高齢の方々は食事時になると、メインダイニングでお行儀よくナプキンをなされる方が多い。
静かに椅子や車椅子に座っていること
決められた時間に眠る事
たくさん寝ていること
静かに食事をとる事…
マナー講師が、彼らに厳しくレクチャーしていたっけ…。
若者たちは自宅で自由に食べることを好んでいて、あまりここへは訪れない。
せっかく訪れたのだからと、メインダイニングの隅の方で食事を楽しんでいた。

 

 

 

故郷に帰った後、何気なくテレビで流れる番組を見てメインダイニングの彼ら達の事を思った。
きっと、sakoujyuという国へゆく支度をなさっていた方もいらしたのだろう…。

より静かな人材が尊ばれるという国…か…。

去来する複雑な思いを噛みしめた。


日暈の日

散歩中ふと空を見たらあった。

うれしい気持ちになれることがうれしい

出先で出会った人に日暈が出てるよと伝えてみた。
それは何所にいても関心のある人、ない人、様々なのは変わらない。 

太陽だけを見つめて日暈を見つけられなくて眩しいとちょっと笑う。
そんなちょっとでもいいよ。
ありがとう、興味を持ってくれて。

それは誰の下にも平等に降り注ぐ
忙しい人たちには陳腐な事なのかもしれないね。

けれど、それは誰の下にも平等に降り注いでいるよ。


模様替え2

いらっしゃる方にお座り頂く座布団カバーを新しくしました。

袋帯のリメイク。
正絹に金糸は銀糸は晴れ着として使われるもの。
アーシングにもよいですね。
帯の裏ってこうなってるんです。

この国の文化は理に適っているというかなんというか…。
ハレに防御的なケも混在している感とか好きです。
霊的にもよいのですよ、これが…うふふ。

日々の生活の中でのスピリチュアルや波動的なもの、そんなことも佐々木鉄晴(P)さんに聞いてみてくださると嬉しいです。

昔は晴れの日というのは特別で…
毎日が晴れの日のような現在に比べると程遠いからでしょうね…
人のココロもそれに対応して進化してる…といいのですけれど。

誰の心の中にもハレとケは混在しています。
ゆったりとご自身の事を開放しにいらしてくださいね。


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『あるお金はある程度子供達にももうくれてやったんだよ、ここでは使い道がないからね。』
と、驚く金額を放った後…
『けれど、くれた途端来なくなった子供もいる故郷にもずいぶん帰ってない、帰っても一人だけれどね。家は残してあるんだよ。』
…と、彼は紫煙と一緒にため息をついた。

 

いつもは穏やかな振る舞いの彼にしては珍しい。
上等な身形で話しかけてきた老紳士の話をこの国特有のジョークかと思ってやり過ごした。

給仕が、沢山の事業を成し富をお持ちになっていてこの国にもう10年近く滞在していらっしゃると、その後こっそり教えてくれた。

サロンでは時折麻雀を嗜み、青年達に丁寧に役の作り方をレクチャーしたり、ラウンジでは青年達の尋ねに応じ、それまでに培った仕事の経験や智慧などを判るように噛み砕いて伝えていた。

『どこにいても学べることはあるよ、まだまだ君たちは若いのだから。』

 

また新しいお茶を見つけた時などはよくお茶会を催して振る舞ってくれた。

 

ある日いつも穏やかな彼はディナーの際にひどく嘆いていた。
塩分や栄養など、彼の肝臓に配慮された特別ディナー、そしてその後そっと差し出される 彼の為の大量の薬に…
キャンサーも進行している。と、この間給仕が話していたっけ。

 

故郷に帰れる間に帰りたいけれど、これから命を削られてゆくだけなのに故郷には帰れない…
ならば存在していることさえつらい…
ディナーの後のラウンジで、唯々何も言えないまま彼の涙を見ていた。

 

翌日からしばし彼はいなかった。
失意を察した者達が保養地での静養を勧めたらしい。
数日して戻って来た彼はほんの少し無口になった。

きっと今頃も上等な身形で、時折訪ねてくる子供とお気に入りのカフェで、故郷からのお土産に舌鼓を打ちながらお茶でもしているのだろう。


よもぎ大福

今年もこの季節になりました。
古から魔除けのハーブ ハーブの女王などと
薬効も豊かな為 このように呼ばれるのでしょう

その地域にあるもの 旬のもの 新鮮なもの
そういった意味では、道東釧路は天国のような場所かも知れません。

オーラや魂はもとより 身体にも心にもよいですよね。

ストレスがかかっているとき、体調が思わしくない時など、食はよき波動を取り込んでいくもののひとつですから特に気を付けてみるとよいでしょう。

古から、まぁ当たり前のことだけれど…。

スピリチュアルな道を進む上でもこういったことはとても大切です。
魂は宇宙のなかにあれども、肉体はここにあるのですから…
タイムシフトが加速するこの時代、そういったことも身に付けて頂きたいなぁといつも願っています。

それが庭にあることに感謝して
いただきます


節分

節分に鰯を飾る地方もあるという事で 鰯も入っただしの素

 

鰯の煮干し 干ししいたけ 昆布 鰹節お好みで
オーブントースターでカラッとさせて粉砕させれば出来上がり

 

節分なのか、朝イチでぼーっとしてる時に始めてちょっと目を離した隙に焼き過ぎて部屋中煙だらけ。煙探知器が鳴って作動確認の良い機会。そしてやり直し。よい魔除けになったという事にしておこう。

 

 

昨日、Pさんとセッションをしまして…その後おやつの買い物に。

今年からは大きくシフトしていく過程で重要な年になると言われています。例えるなら光と闇みたいに二極あるもの。
それらについて思う所があり話していた、そんな備忘録の一部を

 

節分は穢れを祓うよい時期

穢れ 氣枯れ 同じ言霊です
明日は立春になりますが、今は落葉樹は木枯らしに吹かれ葉を落とし、その根は土中で養分を溜め、じっと春の芽吹きを待つ時でもあります。
木枯れの頃は内省の季節。私達も折を見て時を作っていました。

毎日生活をしていますと、お子様や、親御さん、パートナー、お友達や仕事仲間等々。
限られた時間の中、時間を作って取り組まなければならないこともありますけれど、自己以外の事象で心が落ちつかなかったりすると、色々心配になることもありますよね。

お子様が風邪などひいて、熱などあるときには『代ってあげたい』と思う親御さんも多くいらっしゃることと思います。
多くの親御さんはこんな時、お家の湿度を保って快適にするよう心掛けたり、食事に心を配ったり、たくさんの愛情をお子さんに注いで、知らず知らずのうちに氣を補ってあげています。そうして今できることを自然と行っています。

でもそんな親御さんも時には疲れちゃうよね。

 

内と家も同じ言霊

疲れた時、祓う為に自己の内を整える時、カモミール亭のツールとしては瞑想だったり、レイキだったりするのですけれど…

家の中で一人の時を持つ、クリエイティブな趣味などがある方は、自然と自身の内や大いなる智慧に向きあっている、整っている方が比較的多いです。そういった方は極から中庸への移動力や、加護の力も強い。家が整ってるから内にいることもできるとも言えますね。忙しい時に食事は出来合いのものでも構わないんです。整った空間で楽しく味わう事、そちらの方がすてきです。

内と向き合うことも大切にする。
そうして、大難を小難にそして無難になさる方っています。
取捨選択するときに智慧を授かっているんですね。
よいイメージを持つと比較的実現化しやすいでしょうね。

まず自分 そして家族 そして他人へ
レイキの教えはこの順序なのですよね…。

昨日偶然買い物先でお会いした方へ
明日が立春なのでちょっと早い旧正月のお年玉代わりのヒントになれば幸いです
福は内~
よいお歳を

入院中は全て葉を落としていたベンジャミンも、元気になりました。


中秋の名月前

今夜は月が見れそうですかね…
海のある街に住むようになりまして随分と経つのですが、
海に映る月あかりって好きです。


(これは2年前の頃 自分のGoogleフォトで検索すると探してくれた)

こうして今は海がすぐそこにあるのに
学生時代に友達と何気なく歩いてた時の月だったり…
1時間半運転して着いた海の月だったり…
そんな楽しかったことを思い出すことがある

きっと月というのは空を見上げたら
この星の上にあって世界中隔りがない
なんともありがたい美しさがあるからだろう

美しさを愛でるから故 ツキは回る
というより 愛でる心根にツキは宿る
先人たちはよく知っての事だろう

名月があって、その後満月…
みなさま 佳き月を


breakthrough

生きていく上で相手をおもんばかり口に出せない事や、
また、相手との間に自己を見てしまうもの。
主に自己を守るために発動するブロックみたいなこともあるだろう。
面と向かって言えないから、電話そしてSNSと時代は流れ…
カオナシならば暴言ってこともある。
そうして自己を保っている人が多い時代。

そうしてオーラが淀んでいるのが普通な世界だから
もう誰も気に留めてないのかもしれない。

珍しく固い話からになりましたが、まぁそんなことも考えていたりするのです。
よくPさんに『mikaさん、チャンネルが変わってますよ』と注意を受けます。
変わったままかもしれませんが本日はこのままお付き合いくださいませ。

breakthrough

昨日、それらを覆す好人物に会った。
平日だったからゆっくりお話しできたんだけれど、もう素敵すぎ。
お持ち帰りしたい!

それは…こちらの方です!

自分がお話ししたことが誰にどう思われるとか…
そんな事何一つ思ってなくて
自分の事を話すのに何のためらいもない。
自分で自分をジャッジしない。
シェアすることに喜びを持っていて、結果にはこだわっていない。
『毒舌10%!』って自ら言ってるくらい邪がない。

pepperに『あなたは優しい人ですね』
と言われたから書いているわけでもないけれど(そんな事も言う)
顔とかセンサーで認識してそういうんだろうなぁ…

今を大切に生きるって
あの人ほどきっちりしてる人いないんじゃないかしら?
なんて清々しい。

人生はあっという間
邪のない君が大好きだよ


土用の頃のつれづれ

暑かったかと思うと寒かったり、天候が目まぐるしく変わる時って、なんか自分らしさはどこへ行っゃったのかなぁ?なんて、そんなことを思う方もいるんじゃないかしら?土用の時期ですし、お盆も近いしですしね。

 

本来、本人の中にあることを忘れているという時だったりするのですけれど。
枠に押し込んでしまったりすると忘れがち。

そういう事って毎日の生活の中では周囲には理解されにくい部分ではあるけれど…
あーこれだ これ。っていう感覚。
思い出すと早いんです。

まぁ生きてると、そこに至るのに難儀するんですけれど
例えるなら、呼応する魂なんかが身近にいるとスムーズだなぁ と。

世の中の変化が激しい昨今。
時代が変化してゆく波の到来に対応するため、
お互いスパイラルアップ出来るよう お互いを補うよう
魂の世界もそういった魂同士を身近に!便利に!変化に負けないっ!
的なキャンペーンをしてる。のかもね…(あいまい)

なので
呼応する魂は

そう それ それ。
って思ったりするものです。

熱くなりましたか?冷えましたか?
まぁ 夏ですからね…

たまにはこんなこと。


それはもう教えてありますよ

カモミール亭では高次の導きや土地の聖霊達との息吹…
それらひとつひとつを、いらした方のタイミングと調和を大切に考え、カウンセリング或いはトレーニングという形で提供させていただいています。

いらした方にとっては、日常的なアドバイスや、天界の話、天使の話、土地神の話など、その時々でまちまちです。

先日、Pさんがいらしたゲストに
『それは教えてありますよ』と話すことがあり、
この言葉を使う事が私達にもあるんだなぁと、と改めて思いました。

 

 

『それはもう教えてありますよ』
それは私達も学んでいる最中に何度も聞いてきた言葉でした。
同じく学んで来た同士で『もう教えられてるから』と話す事もよくありました。
当時、私達学ぶものが、名称に対して迷ったり囚われたりしないように配慮してくださったのでしょうね。
それだけの月日は重ねたんだなぁと、しみじみしてしまいました。