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整理整頓 秋土用

秋土用の真っ最中
みなさま秋から冬へ着々と進んでいるでしょうか?

夏土用の頃は湿度が高く今年は天候が芳しくありませんでしたから、秋土用は風が強い日が多いのですが、衣類を干したりしています。
日光と乾いた風にあてるだけで、衣類って喜びますよね。

レイキや、運気上昇のご相談を頂く際にも、衣食住トータルにバランスよく見直されてゆく方はバランスよく上昇してゆきます。
難しい事ですが得意ではない事にも真摯に向き合うことって人として大切です。
そんな面についてもお気軽にカウンセリングの際に聞いてみてくださいね。

 

(↓下記の写真は不要になった配線の処理を頼まれた際、出先で面白かったので残しておきました)


(つかんで)

 

十数年前位頃の事。
Pさんの趣味がアマチュア無線だったころ、
設置などのお手伝いに行きますと、お宅の中に入ることになるんです。
配線を通すという作業中は、色々なお部屋を行き来することが多く、
そうしているうちに、どういうわけかお家の物の断捨離をお願いされてしまうという事、それを機に色々な先で多々ありました。

dsc_1967
(旋回します)

 

今もって不思議なんですけれど…。
ありがたいことに、お蔭でお家の風水ですとか運の道みたいなものはたくさん学ぶ機会に恵まれました。


(まだ旋回します)

 

断捨離するお手伝い…
よく考えてみると今となっては引っ越しか何か…
みたいな盛大な規模で頼まれてしまうこと多かったんですけれど。
よくあんなことして身体もったなぁ。と思いますが…。
断捨離と言う言葉が身近になるずっと前のお話です。


(青箱に入れたらガガガと出てくる)

 

ゲストにお掃除とかを褒めて頂くことあるんですけれど、
そういう事が大好きとかと聞かれると、答えに窮することがあります。
きれいになったりすると確かにうれしいですけれど…。
どちらかと言うと顔を洗ったりするとか日常生活の所作のひとつのように捉えています。
八百万の神の国では所作の一つ一つにも神が宿るんですよ。

風に吹かれた衣類を見ながら
そんなことをふと思い出したりしたのでした。


八百万の国許で

幼稚園は礼拝堂があって牧師様がいるカトリック系、
高校は仏教系高校、一年生の時は宗教の時間の単位ってあって…
祝儀は神前で、葬儀は仏前。

スピリチュアルだから何某宗教的なのか?
近寄りがたい。と。
すごぉく遠くからよく聞かれる事なんですが、八百万の神の国の許。
皆様となんら変わりません。

私の亡父は石材職人でして、
昔はお盆に納品する墓を直前まで現場で作っていた事もあり、
上半身裸で、布の晒を腰に巻いて見た目は任侠的な風貌で仕事をしていました。
仕事上腰に負担がかからないからとか、暑いから。と言う理由でしたが。
そういう仕事をしていたので、門前の小僧習わぬ経を読む。が父の日課でした。

お盆に自分のお墓で経を唱えていると、
お墓のご近所の方々に『お願いできますか?』とお経を依頼される事も多く、
本職ではないので、ボランティアであちこちのお宅に行っているのを待っている。
と言う事が幼少期から多々ありました。
なぜ、明らかにお坊様の衣装と違うのに、それでもなのか…と不思議でしたけれど。

それから、親類の不幸の際は大抵、父がまず仏前でひとつ経を唱える。
そしてどっかりと仏前で胡坐をかいて座っている。
それだけなんですけど。
そうすると周りが落ち着きを取り戻し、それぞれがやるべきをはじめる。
今でも、その事はありがたいことによく周囲に言われます。

父などに比べたらまだまだとは思うのですが、
ほんのひとかけら、そのDNAを受け継いでるのかもしれないなぁ。

祈りの形は色々あるのだと思います。

どちらかと言えば『祈ってなんになるの?』
ときっと誰よりも思っていたタイプだと思います。
だからいまだに『祈りましょう』なんてなんかどっかが痒い。
自らすることはあってもご一緒に、とは言えないけれど。

八百万の国許。
だから祈りのスタイルはそれぞれでいい。