スピリチュアルカウンセリング

カウンセラーということをやっていながら、「自分は人前でお話することが苦手です」というと大抵の方は驚かれます。
カウンセリングの仕事のときは言葉の神様が後ろに居てこういうことを伝えろということをと感じてます。
メッセージを感じながらも言葉を捜しているというのが適当な言い方かもしれません。

メッセージというのは愛そのもの。

愛を言葉にすることは難しい
愛>言葉 愛=言葉 愛<言葉
人には感情があって受け取り方は人それぞれ。

愛は優しさ
愛は厳しさ
愛は見守ること
つきつめると全ては愛なんだと思う

だからこそ迷っているときには自分に問うたらいい
そこに愛はありますか?と

カモミール亭,スピリチュアルカウンセリング,釧路

昨晩は鏡開きでした。
帰宅するとmikaさんが用意してくれた、小豆汁と餅がありありがたくいただきました。

鏡開き
鏡を開くこと、神社へいくと鏡が祭壇にあります。
ご神体が鏡というところもあり、鏡を開くということはそこからきているのだと思います。

一般的には餅を食べる日という認識かもしれませんが、鏡餅を飾るというのには歳神様をお迎えするという意味があります。
お供えしたものを食すというのは無病息災などを祈り歳神様と縁を起こすということが込められています。

お汁粉や雑煮で食べられる方もいますが、そこに登場する小豆。
豊穣という意味があります。

神様に供えられたものを豊穣の祈りを込めて食べる。
昔からの習慣や風習ですが、儀式的な意味合いがあるんですね。
空からの恵み、大地の恵みとの縁起。
そういうことを感じながらこの習慣と縁起が残っていくとよいですね。

餅たべましたか?

Feeling

昨夜は久しぶりに読書。
数日かけて読むつもりが一気に読んでしまい気がついたら4時ちょっと前になっていました。

今回読んだのは田口ランディ「サンカーラ」。
この方の本には自分にとっていつも引き込まれる何かがある。
オーバーラップするというか戻されるというかとても言葉では表現しきれない。
事実を書いているというよりも実感した葛藤そのものを書いている。
共感というよりも共鳴する何か。体験を基にした私小説とでもいうのだろうか。
いままで読んだものは自分的にはどこか浮いた感覚が残ったが「サンカーラ」に関しては違った。
読みながらグラウンディングしている感覚になった。
終章を読み終えた時にどこからか「それでいんだ」と聞こえた気がした。

この本には生きることが書かれていると思います。
是非読んでみてください。

サンカーラ: この世の断片をたぐり寄せて